| 対象サイト | 株式会社EME |
| 対象URL | https://www.eme.co.jp/ |
| 分析日 | 2026年4月11日 |
| 分析カテゴリ | CVR向上 / コンバージョンポイント |
ヒーローセクションに「資料ダウンロード」と「デモ機貸し出し 撹拌お試しサービス」の2つのCTAボタンが並列で設置されている。どちらをクリックしてほしいのかの優先順位が視覚的に区別されていない状態では、ユーザーが迷い、どちらもクリックしない「選択麻痺」が生じやすい。
BtoB製品サイトでは「まず資料を請求してもらう」か「まず試してもらう」かで戦略が異なる。主CTAを1つに絞り、サブCTAは色・サイズ・位置で差別化することでCVRが改善する傾向がある。
ページ下部の申し込みバナーエリアに「申し込みフォーム」「ダウンロード」という汎用的なラベルのCTAが並んでいる。また、フッター直上のCTAも「お問い合わせ」のみで、ユーザーにとってのメリットが明示されていない。
「無料で資料をダウンロードする」「デモ機を無料で試す」のように、行動の価値・得られるベネフィットを含むCTAコピーは、クリック率を10〜30%改善する事例が多い(HubSpot社内調査等)。
ホームページ上に「導入社数」「導入実績件数」「創業年数」「ISO認証」「特許番号」「受賞歴」などのソーシャルプルーフ(社会的証明)となる数値・認証情報が掲載されていない。「真空ミキサーのパイオニア」と自称しているが、それを裏付ける客観的な情報がなく、初めて訪問したユーザーが信頼を形成しにくい。
BtoB製品において購買意思決定はリスク回避が重要な要素。「〇〇社以上に導入」「業界シェアNo.1」「特許取得済み」等の定量的な信頼シグナルは問い合わせ率に直接影響する。
ページのミドルセクション(ABOUT OUR MIXER・PRODUCTS・業界セクション・MATERIAL等)を閲覧中、常時表示されるCTAが存在しない。ユーザーが製品情報を読み込んでいる最中にコンバージョン意欲が高まっても、行動できる導線がすぐに見当たらない。ページ下部のCTAバナーまでスクロールしなければコンバージョンできない設計になっている。
スティッキーヘッダーに「お問い合わせ」「資料DL」ボタンを常時表示するか、各セクションにCTAを挿入することで、ユーザーの「興味が最大化した瞬間」を逃さない設計が必要。
電話番号(03-3445-0277)はフッター直上のCTAエリアにのみ掲載されており、ページ上部・ヘッダー・スクロール中に目に入る箇所に表示されていない。BtoB製品の購入検討者は電話による即時相談を好むケースも多く、電話CVの機会損失が発生している可能性がある。
ヘッダーに電話番号を常時表示し、モバイル表示ではタップで発信できるtel:リンクとして実装することで、電話CVを取りこぼさない設計にする。
お問い合わせフォーム・資料ダウンロードフォーム・デモ機申し込みフォームの各ページにおいて、入力エラー時のバリデーションメッセージ・送信完了後のサンクスページ・フォーム離脱防止の設計が確認できていない。フォームUXの不備はフォーム到達後のCV率低下(フォーム離脱)の主要因となる。
必須項目の明示・リアルタイムバリデーション・送信完了ページ(目標設定用)・入力項目の最小化(必要最低限のフィールド数)を確認・整備する。
| No. | 対象項目 | 改善アクション | 期待効果 | 優先度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ファーストビューCTA 整理 | 主CTAを「デモ機を無料で試す(最短で体験できるCV)」に設定し、背景色・サイズで目立たせる。サブCTAとして「製品資料を無料ダウンロード」を小さめのアウトラインボタンで隣接配置する。主・副の視覚的ヒエラルキーを明確にすることで選択麻痺を解消する。 | ファーストビューCVR向上。デモ申込・資料DL件数の増加 | 高 |
| 2 | CTAコピー改善 | 全CTAボタンのコピーを「行動+ベネフィット」形式に変更する。 現在:「申し込みフォーム」→ 改善案:「デモ機を無料で借りてみる」 現在:「ダウンロード」→ 改善案:「製品カタログを無料でダウンロード」 現在:「お問い合わせ」→ 改善案:「無料で専門スタッフに相談する」 |
CTA クリック率の改善。ユーザーの行動意欲の喚起 | 高 |
| 3 | 信頼シグナルの追加 | ヒーローセクション直下またはABOUTセクションに以下を追加する: ① 累計導入社数・導入実績件数(例:「導入実績 〇〇社以上」) ② 設立年・業歴(例:「自転公転式ミキサー業界〇〇年の実績」) ③ 特許番号・認証・受賞歴があれば明示 ④ 主要導入先業界のロゴ(許可取得済みのもの) |
初回訪問者の信頼形成。問い合わせ・資料DL CVRの向上 | 高 |
| 4 | スティッキーCTA の実装 | スクロール時にヘッダーを固定(sticky)にし、「お問い合わせ」「資料DL」「デモ申込」ボタンを常時表示する。またはスクロール量が一定値を超えたタイミングで画面右下にフローティングCTAボタンを表示させる実装も有効。既存のモバイル固定フッター(デモ機貸出・お問い合わせ・資料DL)はPC版にも展開検討する。 | スクロール中のCV機会損失を防止。ミドルページCVR向上 | 中 |
| 5 | 電話番号の視認性向上 | ヘッダーに電話番号(03-3445-0277)と受付時間(9:00〜17:00)を常時表示する。モバイルでは <a href="tel:0334450277"> のtelリンクとして実装し、タップ一発で発信できるようにする。「お急ぎの方はお電話で」などの添え書きを加えることで、急ぎの検討者の電話CVを促進する。 | 電話CV数の増加。緊急性の高い問い合わせの取りこぼし防止 | 中 |
| 6 | フォームUX 確認・改善 | 各CVフォームページで以下を確認・整備する:① 入力必須項目を最小化(会社名・氏名・メールアドレス・問い合わせ内容の4項目が目安) ② バリデーションエラーをリアルタイム表示 ③ 送信完了後にサンクスページ(/thanks)へ遷移させGA4のコンバージョン計測を設定 ④ 送信ボタンを「送信する」ではなく「資料をダウンロードする」等の具体的な文言にする。 | フォーム離脱率の低下。フォーム到達後のCV完了率向上 | 低 |