Webサイト改善レポート

🔍 フェーズ3:SEO対策「テクニカルSEO診断」

対象サイト株式会社EME
対象URLhttps://www.eme.co.jp/
分析日2026年4月11日
分析カテゴリSEO対策 / テクニカルSEO
診断サマリー  課題数:7件 / 改善提案:7件 / 優先度 高:3件 中:3件 低:1件

① 現状の課題

課題1|WordPressのコアファイルが /wp/ サブディレクトリに配置されている 優先度:高

画像URLが https://www.eme.co.jp/wp/wp-content/uploads/... となっており、WordPressコアが /wp/ サブディレクトリ配下に設置されている構成が確認できる。この構成では wp-login.phpxmlrpc.php などのWordPress固有エンドポイントが標準とは異なるパスに存在するため、robots.txt・セキュリティ設定が適切でない場合、不要なパスがクロールされるリスクがある。

robots.txtで /wp/wp-admin//wp/wp-includes/ へのDisallowが正しく設定されているか確認が必要。

課題2|robots.txtの設定内容が確認できない 優先度:高

https://www.eme.co.jp/robots.txt の内容を外部から確認できなかった。WordPressサイトでは標準的にrobots.txtが生成されるが、/wp/ サブディレクトリ構成のため、デフォルトのDisallowパス(/wp-admin/)が機能していない可能性がある。また、クロールされるべきでないページ(検索結果ページ、タグ・カテゴリアーカイブ等)のDisallow設定が適切でないと、クロールバジェットが無駄に消費される。

Google Search Consoleの「robots.txtテスター」で現状を確認し、不要パスのDisallowとサイトマップのSitemapディレクティブが記述されているか検証することを強く推奨する。

課題3|XMLサイトマップの整備状況が不明 優先度:高

https://www.eme.co.jp/sitemap.xml または /sitemap_index.xml の存在・内容が外部から確認できなかった。WordPressプラグインにより自動生成されている可能性はあるが、Google Search Consoleへの登録状況・最終更新日・エラーの有無が不明。特に製品ページ・事例ページ・コラムページなどコンテンツが充実しているページが正しくサイトマップに含まれているかの確認が必要。

Google Search Consoleのサイトマップレポートで「送信済みのURL数」と「インデックス登録済みのURL数」の乖離を確認し、インデックスされていないページの原因調査を推奨する。

課題4|HTTPS対応は確認できるが混在コンテンツ(Mixed Content)の懸念 優先度:中

サイト全体はHTTPS(https://www.eme.co.jp/)で配信されており、基本的なHTTPS対応は完了している。ただし、WordPressの /wp/ サブディレクトリ構成という特殊な設定のため、過去にHTTPで書き込まれたURLが残存している可能性がある。また、外部スクリプトや埋め込みリソースがHTTPのまま参照されるMixed Content問題が発生していないかの確認が必要。Mixed ContentはブラウザのセキュリティアラートやSEO評価低下につながる。

ブラウザの開発者ツール(Consoleタブ)でMixed Contentの警告が出ていないか確認する。WordPressデータベース内のHTTP参照はSearch Replace DBやWP-CLIで一括置換できる。

課題5|URL正規化:WWWあり・なしのリダイレクト設定の確認が必要 優先度:中

公開URLは https://www.eme.co.jp/(WWWあり)で統一されているように見えるが、https://eme.co.jp/(WWWなし)へのアクセスが301リダイレクトで正しく転送されているかを確認する必要がある。301リダイレクトが設定されていない場合、同一コンテンツが異なるURLで存在することになり、Googleの評価が分散する。

Google Search ConsoleでプロパティがWWWあり版で正しく設定されているかを確認し、ブラウザでhttp://eme.co.jp/ → https://www.eme.co.jp/ の連鎖リダイレクトが正常に機能しているかをテストする。

課題6|モバイル対応状況とCore Web Vitalsへの影響 優先度:中

サイトはレスポンシブデザインを採用しており、モバイルサブドメイン(m.)は存在しない。ただしハンバーガーメニューの実装に画像(hamburger.png)を使用しており、モバイル表示時のタップターゲットサイズやナビゲーションの使いやすさが懸念される。Googleはモバイルファーストインデックスを採用しており、モバイル版のページ品質が検索順位に直結する。

Google Search Consoleの「モバイルユーザビリティ」レポートでエラーページを確認し、PageSpeed Insightsのモバイルスコアを計測することを推奨する。

課題7|javascript:void(0) リンクによるクロール非効率 優先度:低

業界セクション(電子デバイス・映像機器・自動車関連等)の各アイテムが javascript:void(0) リンクとして実装されており、クリック可能に見えるがGoogleのクローラーが追跡できるURLを持たない。ユーザーがクリックしても何も起こらないため、UX上も問題がある。

各業界ページが存在しない場合は、リンク属性を外してカード表示のみにする。各業界の事例・製品ページが存在するなら、それぞれの詳細ページへの内部リンクとして活用する方が、クロール効率・ユーザー体験の双方で有効。

② 改善提案

No. 対象項目 改善アクション 期待効果 優先度
1 robots.txt 設定確認・修正 /wp/ サブディレクトリ構成に合わせた robots.txt を整備する。最低限の設定例:
User-agent: *
Disallow: /wp/wp-admin/
Allow: /wp/wp-admin/admin-ajax.php
Disallow: /wp/wp-includes/
Sitemap: https://www.eme.co.jp/sitemap.xml
Google Search Consoleのrobots.txtテスターで動作確認後に本番反映する。
不要なパスのクロール防止。クロールバジェットの有効活用
2 XMLサイトマップ 整備・登録 Yoast SEOまたはRank Mathプラグインでサイトマップを自動生成し、Google Search Consoleへ送信する。製品ページ・事例ページ・コラムページが網羅されていることを確認する。また、サイトマップのURLをrobots.txtの「Sitemap:」ディレクティブにも記述する。 クローラビリティ向上。新規ページの早期インデックス
3 URL正規化(リダイレクト確認) 以下の4パターンが https://www.eme.co.jp/ に301リダイレクトされることを確認する:
① http://eme.co.jp/
② https://eme.co.jp/
③ http://www.eme.co.jp/
サーバー設定(.htaccess)またはWordPressのサイトURL設定で統一する。
重複URLによるSEO評価の分散を防ぎ、評価を1URLに集約する
4 Mixed Content チェック・修正 ブラウザ開発者ツールのConsoleで Mixed Content警告を確認する。警告がある場合は、WordPressデータベース内のHTTP参照をHTTPSに一括置換する(推奨ツール:Better Search Replace プラグイン)。特にメディアファイルのURLが対象になることが多い。 ブラウザのセキュリティ警告解消。HTTPS評価の完全化
5 モバイルユーザビリティ改善 PageSpeed Insights(モバイル)で現状スコアを計測し、「モバイルユーザビリティ」の問題項目を確認する。ハンバーガーメニューの画像(hamburger.png)をSVGまたはCSSアイコンに置き換え、タップターゲットを44px以上に確保する。Google Search Consoleのモバイルユーザビリティレポートのエラーをすべて解消する。 モバイルファーストインデックスでの評価向上
6 Google Search Console 活用 Search Consoleが未設定または定期モニタリングをしていない場合は、以下を定期確認する:①インデックス状況(ページがインデックスに登録されなかった理由)②クロールエラー(404・5xxエラーページ)③モバイルユーザビリティ④Core Web Vitals。特に404エラーは内部リンク切れを示すため優先的に修正する。 テクニカルSEO課題の継続的な発見・修正サイクルの確立
7 javascript:void(0) リンクの修正 業界セクション(9業種)の各カードにおける javascript:void(0) リンクを修正する。各業界に対応する事例ページや製品ページが存在する場合はそのURLにリンクする。遷移先がない場合はリンク属性を除去し、ホバー時のカーソルを pointer から default に変更してクリック可能と誤認させない。 クロール効率改善。ユーザー体験の改善

③ まとめ・優先度別アクションリスト

優先度:高|すぐに対応すべき項目(3件)
✔ robots.txtを /wp/ サブディレクトリ構成に合わせて正しく整備する
✔ XMLサイトマップを確認・整備しGoogle Search Consoleへ登録する
✔ WWWあり・なし・HTTP→HTTPSの301リダイレクトが正しく機能しているか確認・修正する
優先度:中|1〜2ヶ月以内に対応推奨(3件)
✔ Mixed Content(HTTP/HTTPSの混在)を確認し、発生している場合は修正する
✔ PageSpeed Insightsでモバイルスコアを計測し、ユーザビリティエラーを解消する
✔ Google Search Consoleを定期モニタリングし、404エラー・インデックスエラーを修正する
優先度:低|余裕があれば対応(1件)
✔ 業界セクションの javascript:void(0) リンクを実ページへのリンクまたは非リンク化に修正する
確認ツール推奨:Google Search Console(無料)、PageSpeed Insights(無料)、Screaming Frog SEO Spider(無料版:500URL以内)。robots.txtとサイトマップはSearch ConsoleおよびGoogleのURL検査ツールで実際のクロール状況を確認してください。
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